社会人 de デビュー

今までポストクロッシング関連を書いていましたが、私は色弱でもあり2年前に職場でカミングアウトしました。同じ境遇の方、色弱の子供を持つ親御さんの少しでも助けになればと思い色覚異常関連も書きたいと思います。

2024-01-01から1年間の記事一覧

今日は色弱の私が売場配属後された後の話です

初めて配属されたのはベビー用品。 ベビーカーやベビー用の家具を扱う売場だったのでそれほど色に神経を使う必要な売場ではありませんでした。 その後は婦人洋品(靴やバック)、婦人服、呉服など…。 どう考えても色弱者への配慮は無かったようですね(笑) ち…

今日は入社試験の時の話です

入社試験を受ける前、就職担当の先生に「色弱は黙っておいた方がいい」と言われました。 無事に合格したのですが、この後自分の意思で初めてカミングアウトをします。 それは売場配属前の最後の人事部面談。 その場で「自分は色弱です」と。 人事部は私より…

みんな隠していた・・・

先日が小学校低学年の時の話でしたので本日は中学3年生の時の話をします。 昔、高校受験の時、先生に勧められた工業高校の受験前に色覚検査を受けました。 当時の工業高校は「色覚に異常が無いこと」が入学の条件だったのです。 その時、小学校からの友達数…

今日は色弱の方の絵画コンクールについてお話しします

色弱の人って子供の頃、絵画コンクールで入賞したことがある人が多いそうです。 おそらく、自分の「個性」が感じた色で素直に塗るので同じ景色を見ても大多数の生徒さんとは違う感覚の絵が出来上がるのでしょう。 先生も1〜2年生の頃は好きに描かせてくれま…

色弱のお子さんをお持ちのご家族の方に気にかけてほしいこと

色弱の方の苦労話でよく聞くのが「焼肉が焼けたのがわからない」というお話です。 お肉の焼け始めた頃の色の変化がわかりにくいというものです。 それと顔色が悪くなっている人もわかりにくいです。 小学生の時、友達がプールに長時間入って唇が紫色になり大…

「AB型の男性とほぼ同数」が何かわかりますか

昨日は「日本人男性の5%が色弱」というお話をしました。 では世界規模で見るとどうでしょう。 2024年の世界の人口合計は約81億人。 そのうち男女合計で色覚に異常を持つ人は約2億5千万人です。 数が大き過ぎてわかりにくいですが、この2億5千万人という数字…

『日本人男性の5%』これが何の割合かわかりますか?

意外と知られていないので遠い存在と思われているかもしれませんが日本人男性の5%、20人にひとりが色弱と言われています。 例えば小学校で考えると40人学級の場合、単純計算で2人は色弱の児童がいる計算になります。 あなたが出会ったお友達の中にも、きっ…

色彩ヘルパーで個性の検証

昨日描いた絵を「色彩ヘルパー」というアプリを使って検証してみました。 「緑」や「赤」と名のついた色は特に違いを感じますね。 でも、これが私の『個性』なんだから...ま、いいか ① 顔 いきなり出てきた「赤」が「緑」への個性変換 みかん色 あざやかな…

違う個性が見た「時計じかけのオレンジ」です

趣味のポストクロッシングで届いた有名な映画「時計じかけのオレンジ」ポスターのポストカードを描いてみました。 描き終えた絵をスクショして見てみると、裸眼で色を選んでいた時と色の印象が違うんですよね。 空の写真を撮った時も、同じ空なのに裸眼と写…

ジョージアの自販機は何色?

先日のS&Bコショーに続いて「よく見かけるシリーズ」です。 こちらは街でよく見かけるジョージアの自販機。 裸眼で見ると黄色に見えるのですが、よく見ると「もしかして黄色じゃない???」と違和感を感じました。 そこで色覚補助メガネをかけて見ると今度…

多分(?)皆さんと同じ見え方...かな?

久しぶりに描いたのですが、今回は「より色弱の世界を知ってもらう」ために身近にあるものを描いてみました。 この被写体の中には、苦手な茶色と緑色が無いと思うので、今までの絵の中では一番皆さんの感覚に近いのではないかなと思います。 コショーの文字…

『クレムリン』

5〜6年前にポストクロッシングでロシアから届いたポストカードをベースに、今の私のロシアに対する思いを描いてみました。 中央の星はクレムリンにあるルビー製の星です。 ロシアがウクライナに侵攻するまではポストクロッシングで知り合い、何度かポストカ…