「日本人が一生行かない国」って・・・
今日、ご紹介するのはスロベニアから届いたカードです。
以前、テレビで「日本人が一生かけても行かない確率98%」と紹介されたとか。
確かに私も「スロベニアってどこ?」だったので地図で確認してみるとイタリアとオーストリアに隣接しているお国でした。
そんなスロベニアの首都「リュブリャナ」の美しいポストカードですがリュブリャナには見所も色々とあるようです。
■プレシェーレン広場
名前の由来は「スロベニア最高の詩人」と呼ばれるフランツェ・プレシェーレンさんから名付けたそうです。
ちなみにプレシェーレンさんはこの方。
とっても偉大な方なので当然銅像もあります。
ちなみにこのプレシェーレンさんはスロベニアの国歌も作詞されています。とても素敵な歌詞なので一部をご紹介しますね。
♪♪♪♪♪
神の祝福あれ すべての国々の栄光の日を待ち望む人々に
我らが住む全地球から戦争や争いは消えるだろう
同胞よ誰もが皆自由を手に入れ敵ではなく隣人になる!
同胞よ誰もが皆自由を手に入れ敵ではなく隣人に 敵ではなく隣人になる!
♪♪♪♪♪
そんなプレシェーレン広場を挟んで位置するのが三本橋とフランシスコ教会。
■三本橋
元々は真ん中の橋が1本だけあったのですが、両脇に歩行者用の橋が付け足されて今の3本になりました。
この「三本橋」は旧市街と新市街を結んでいて観光客が多く通る橋だそうです。
■龍の橋
三本橋の隣に位置するのがこちらの「龍の橋」。
ギリシャ神話の英雄イアソン王子が龍と戦った場所にある橋なので「龍の橋」と呼ばれています。
こちらがイアソン王子。神話も調べたのですが、親族に騙されたとかややこしそうなので説明は省きますね。興味がある方はググってみてください。
そして橋の欄干に建つ「龍の銅像」は街のシンボルだとか。
■肉屋の橋
「なんで肉屋の橋?」って思いますよね。
答えはいたって簡単で「このあたりに肉屋さんが多かったから」。
そのまんまかい!!!
そんな肉屋の橋はリュブリャナの恋人たちのデートスポットだそうで橋の両側はご覧の通り。
こういう光景はよく見ますね。
私がパッと思い出したのは大阪の梅田にあるスカイビルの南京錠。
他にも日本、そして世界中で似たような光景を見ますが、1組のカップルが付けたら「わたしも、わたしも」とドンドン増えていくのでしょうかね。
ちなみに肉屋の橋と三本橋はヨジェ・プレチニクさんという建築家が設計されたそうです。
■フランシスコ会教会
プレシェーレン広場を真ん中に見て三本橋の反対側にあるのがこちらの「フランシスコ会教会」。
ピンクの外観が可愛い印象をあたえてくれます。
教会の中はバロック調でとても豪華。
アーチ型の天井に描かれている壁画は素晴らしいですね。
でも、この天井壁画ってどうやって書いたのでしょう?
以前、京都の「建仁寺」で天井に描かれた龍を見たときも同じことを考えたのを思い出しました。
■聖ニコラス大聖堂
緑のドームが印象的です。
こちらの大聖堂にも美しい絵が描かれていますが、目を引くのがパイプオルガン。
私はパイプオルガンと聞くと、どうしても宇宙戦艦ヤマトに出てきた白色彗星のバックに流れていたパイプオルガンの曲を思い出すのですが、皆さんは何を連想しますか?