キャッシュアウトって大丈夫なんでしょうか?
数ヶ月前に記事になっていた「キャッシュアウト」の記事が今朝の産経新聞に載っていました。
下に抜粋したように八丈島ではタクシーでも、このキャッシュアウトで3万〜5万円を引き出せるそうです。
凄いと言うより恐くないですか?
常にドライバーさんは「キャッシュアウト」に対応するために多額の現金を乗せて走っているわけでしょう。
強盗の的にならないんですかね?
それと「首都圏の小売店は及び腰」
当然ですよね。
これも常に多額の現金を用意しておく必要もあるし、レジ係りの渡し間違い、それにレジ係りの着服も想定しなければならないでしょう。
駅の券売機だけでのシステムなら機械が対応するので「人」が入ることでのデメリットは無くなります。
これなら普及するかも・・・と思うのですが、いかがですか?
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コスト安 災害にも強く
小売店のレジなどをATM(現金自動預払機)代わりにして預金を引き出せる「キャッシュアウト」と呼ばれるサービスが注目を集めている。
1台当たり月数十万円とされる維持費がかかるATMの代替としての役割のほか、停電などで現金を使わない「キャッシュレス決済」ができなくなった場合に顧客が必要な現金を確保できるからだ。しかし、思うように普及は進んでいない。
【先進地域・八丈島】
同島にはATMが少なく、夜などに現金を引き出す手段が乏しい。このため、観光客らが消費を控えるケースがあり、八丈町、島内に出張所を持つみずほ銀行などが連携して導入。ホテルや飲食店、タクシーなどで最大3万~5万円引き出せる。地域ぐるみで利用できる八丈島のような試みは珍しいという。
【首都圏】
首都圏でも、来春には東京急行電鉄と横浜銀行などが預金口座を登録したスマートフォンのアプリを使って、駅の券売機でデビットカード不要のキャッシュアウトサービスを始める。アプリで必要金額を入力すると表示される2次元バーコード「QRコード」を券売機の読み取り機にかざし、現金を引き出す仕組みだ。交通系ICカードによるキャッシュレス化が進む中、券売機の有効利用に踏み切る。
ただ、キャッシュアウトの利用可能店舗は現在、本州にあるイオンの63店舗と八丈島ぐらいだ。
店側はある程度の現金を常に用意しなければならず、現金管理コストがかさむだけでなく、店員が利用者に手渡す金額を間違う恐れもあるため、導入に及び腰だ。
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