ドイツに忍び寄るナチスの亡霊・・・
ポストクロッシングを始めてから、急に親近感を持った国・・・
それがドイツです。
ポストクロッシングのユーザーさんが多いので受信も送信も圧倒的にドイツが多いんですよね。
そんなポスクロ界なので、勝手に親近感を持ったのですが、最近のドイツのニュースはなにやらキナ臭いモノばかり。
今日の日経新聞に出ていた記事もイヤ〜なモノでした。
「ベルリンの壁が無くなって良かった、良かった」で終わった日本のニュースでしたが、東と西の感情的な格差は、そう簡単には埋まりそうもないですね。
日本と同じ勤勉な国民性。
そして日本と同じ敗戦国。
今日の日経新聞の記事を読んで「同じ敗戦国でありながら、現在平和に暮らせている日本ってもしかして稀な事なのかな?」と感じました。
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日経新聞 18.9.12
東部で暴動、台頭する排他主義
単なるデモ行進ではない。「外国人をたたき出せ」「ドイツをドイツ人の手に」。シュプレヒコールを連呼し、右手を高く掲げるナチス式敬礼で気勢を上げた。取材中のメディアを襲い、ユダヤ系飲食店に投石した。
むしろ染みついた人種差別に病巣がある。2017年の州政府調査では「外国人が多すぎる」と嫌悪感を示す人が56%に達し、「ドイツ人はほかの民族よりも優れている」という時代錯誤の国粋主義者も15%いた。
差別は同州を含む旧東独で深刻だ。まずはナチス、次に社会主義統一党(共産党)という独裁体制で住民は60年間も思考停止。多様性を尊ぶことはなかった。
東西ドイツ統一後に「二等市民」として扱われたという被害者意識もある。だから住民は自らを差別主義者ではなく、虐げられた弱者だと考える。今回の暴動でも「民衆蜂起だ」と叫び、悪びれた様子はない。
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#ドイツ #ナチス